メンタルケア(7) ウツ急性期体験談③

イノフジ チクワです。
前々回の記事から私のウツの急性期体験談を紹介しています。
今回は3回目。ペットロスのお話です。

◆この記事の対象

若手の社会人の方。
後輩や部下の調子が気になる中堅以上の方。
休職を考えている方。
休職中の方。
休職から復帰されたばかりの方。

 

◆具体的な行動への落とし込み

次の章は私の急性期の体験談になります。
自分だけではないんだなと前向きに捉えてもらえるとうれしいのですが、
自分も書いていてそう感じますが、読むと辛くなるという方もいらっしゃるかと思います。
重要なのは、こういうときにこうしておくのがよい、と伝えることだと思いますので、今回はそれを先にお伝えいたします。
次の章は必ずしも読まなくてもよいと思いますので、この章の内容だけでも押さえてみてくださいね。

(1)辛い仕事があるときは・・・

上司・先輩にまず相談しましょう。私の場合は昇進試験が苦痛でした。半ば強制的に受けたのですが、自分の意思を伝えることができればよかったなと、今になって思います。
言いにくいことを伝えるときには事前のロールプレイ等、いくつか方法がありますので、そちらは別の機会に取り上げてみたいと思います。
ここで重要なことは、「辛さを相談してみる」、「自分の意思を伝える」ことです。

(2)死にたい気持ちがあるときは・・・

刺激的な言葉になってしまいましたが、ウツになる・ウツから回復する過程では、こういう気持ちも少なからず持ってしまうものです。
環境次第では衝動的に行動を起こしてしまうような、とても危険な状態だと思います。
強烈なサインですが、行動に移してしまう前に親しい人と話をしてみましょう。
家族・恋人・友人・カウンセラーがベストではないでしょうか。
具体的な気持ちを伝えにくいときは、他愛ない会話でもOK。
「気持ちをひとりで抱えこまない」、「気持ちを逸らす」ことが重要です。

(3)原因不明の体調不良が続くときは・・・

該当科で診察を受けても原因が分からないときは、ウツを疑ってみましょう。病院の先生がそういう見立てで精神科・心療内科を紹介してくれることもあるかもしれませんが、私の場合は高熱や扁桃腺の腫れ、心臓の痛み、お腹の不調、肩の凝り等、いろいろな症状が出ていましたが、いずれも原因は不明。でも精神科等への紹介はしてもらえませんでした。
ある程度患者としても疑いを持ってかかり、ウツが要因ということはありませんか?といった投げかけくらいはしてもよかったかなと思っています。
該当科でのセカンドオピニオンももちろん重要ですので、その点もご留意ください。

(4)ウツかなと思ったときは・・・

早めに精神科・心療内科・カウンセリングを受診しましょう。早めの受診で悪いことは一切ありません。
ウツの急性期では上記のような気持ちが出てきたり、体調不良が続いたりします。私の場合はうすうすそうではないかと感じてはいたのですが、朝身体が動かず会社に行けなくなる事態まで受診することができませんでした。
抵抗はあるかもしれませんが、早期発見・早期治療はウツでも基本です。

 

◆イノフジさんのウツ急性期体験談③

扁桃腺の切除等を経て、なんとか体調が持ち直してきた頃、
実家の犬が死んでしまったとの連絡が来ました。
ペットロスです。
うちの犬は私にとっては弟に当たる存在でした。
16歳半と長生きして、目や耳、足腰が弱ってはいましたが、長期休みのときには帰省して毎日のんびり散歩をするのが楽しみでした。
地元は遠く、半日がかりで帰省する必要があるのですが、
このときは職場に理由を言わずに翌日翌々日に半休を取り、一晩だけ帰省をしました。
到着したときには火葬が終わっていました。
このときは本当に追いかけたかったです。死にたかった。
親兄妹のことを考えると死ねなかったですが。。
気持ちを無理矢理にでも整理しようと考えたのは、
「長生きしなくていいや、何かの拍子に死ぬことになったらそれでいい」という考え方でした。
弟との距離がまた近くなった気がして、不思議と楽になったのです。
よい考え方かはわかりません。それでもこういった気持ちの整理って大事なんだと思います。
弟の死後、妹とたくさん思い出話をしたのもよかったと思います。

 

 

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