メンタルケア(11) ウツ回復期体験談③

イノフジ チクワです。
私のウツ回復期体験談ということで回復期に起こったこと・思ったこと・得たことを紹介しています。
今回は親しい人との交流についてお話します。

◆この記事の対象

若手の社会人の方。
後輩や部下の調子が気になる中堅以上の方。
休職を考えている方。
休職中の方。
休職から復帰されたばかりの方。

◆具体的な行動への落とし込み

次の章は私の回復期の体験談になります。
急性期よりも「どん底感」はないと思いますが、やはり辛いこともありました。
自分だけではないんだなと前向きに捉えてもらえるとうれしいのですが、
読むと辛くなるという方もいらっしゃるかと思います。
重要なのは、こういうときにこうしておくのがよい、と伝えることだと思いますので、今回はそれを先にお伝えいたします。
次の章は必ずしも読まなくてもよいと思いますので、この章の内容だけでも押さえてみてくださいね。
回復期から再発予防期へのステップアップとして参考にしていただけるとありがたいです。

(1)趣味に打ち込めなくなったときは・・・
ウツになると興味があった趣味に打ち込めなくなることがあります。
自分がそうなったとき、あんなに好きだったのに・・・と私はびっくりしました。
それでも焦る必要はありません。
回復期に入ると、薬の効果もあり、徐々に前向きな気持ちが出てきます。
そんなときはこれまでの趣味にこだわらず、新しい趣味を探してみましょう。
新しいことを学んでいくとその新鮮さによい刺激をもらえます。
だんだん前向きな気持ちが増していきますよ。
ちなみに私は回復期の後期辺りで、もとの趣味にも取り組めるようになっていました。

(2)支えがほしいときは・・・
ウツになると塞ぎ込んでしまいがちです。
そんなときは家族を頼ってみましょう。
ご家族と一緒に住んでいる方は、一緒にテレビを見たり、何気なく会話したりということがよい療養になると思います。
ご家族と離れて住んでいる方は、電話をしてみたり、休憩の気持ちで長期帰省をしてみるのもよいです。
きっとそれまでのストレスから解放されると思います。
ストレスサインがいつの間にか消えた、といった体験もあるかもしれません。
その後に調子が悪くなったときの対処法として有効ですので、
そういった体験はぜひ記録しておきましょう。

(3)悩みがあるときは・・・
回復期とはいっても、調子がよいとき・悪いときと、波があるものです。
波の振幅は回復するにつれて小さくなる傾向にありますが、
調子が悪いときは、また調子を崩してしまった、復帰が遠のいてしまうと悩んでしまうかもしれませんね。
そういうときは親しい人を頼ってみましょう。
上記のようにご家族に頼るのも有効ですし、その他ご友人でもOKです。
心の内をお話できる親しい人に、様々な不安やイライラなど、話すことで気分が晴れるものです。
悩みを言葉して聞いてもらいましょう。
そうすることで気持ちが整理され、自分で悩みを解決できたり、相手からよいアドバイスをもらえたりと、悩みから解放されます。

(4)眠れないときは・・・
ウツと睡眠障害を併発する人は多いようです。私もそうでした。
まずは病院に相談して、眠剤を処方してもらいましょう。
寝付きが悪い場合、寝てもすぐに起きてしまう場合など
症状にあった薬を処方していただけます。
症状の軽い方はエアコンや寝具を工夫するのもひとつの手。
快適な睡眠はストレス解消のひとつとも言われますので、
睡眠を快適にすることはウツの治療にも大変有効です。

◆イノフジさんのウツ回復期体験談③

私の場合、回復期はよく覚えていないことも多いです。
特に時間感覚がめちゃくちゃで、こういうことしたよな、と覚えていることでも
どれが新しいできごとなのかわからなくなってしまいました。
ですので、回復期の体験談としては、時系列でなくカテゴリ別に紹介できればと思います。

今回は親しい人との交流について。
前回も書きましたが、私は地元を遠く離れて就職したものですから、ウツの治療も地元では行わず、現在住んでいる場所で続けました。
それまでは会社の先輩・同期・後輩を中心によく遊んでいたのですが、ウツになってからはあまり遊ばなくなっていました。
回復期に入ると会社を休んでいましたので、定例会と称して月に1回開催していた同期との飲み会も行かなくなりました。
とても寂しい気持ちにはなるのですが、ウツになった負い目も感じたりして、なかなか踏み出せなくなっていたのです。
これを読んでいただいている方にも、そういうことが起こっている・もしくは起こるかもしれません。
それでも心配することはないですよ。

回復期に入ってからしばらくは友人にも会わずという日々が長かったですが、
どこかのタイミングで、少しは顔出してみても大丈夫かな、という気持ちが出てきます。
私の場合は、前々回に書いたような、新しい趣味が楽しくなってきた頃からだったでしょうか。
後輩が誘ってくれたドライブを断らずに参加してみたことがあり、そこからだんだんと外に出る機会が増えたように思います。
もちろん断ろうと思ったり、行ってはみたがものすごく疲れた、といったこともありました。
そういうときは断ってもよいのです。

そういうことができるようになってからは、関西の友人のところを訪ねてみたりもしました。
寺社巡りをしてみたり、動物に触れあってみたり。
旅行のようなことをして叩かれないかな、とかは気にする必要はありませんよ。
楽しいことを求めるのは大事なことです。
きっと快復に向かうチャンスにできるはず。
親しい人のお誘いなども、自分の体調や心と相談しながら、いいキッカケにしていきましょう。

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